レス数が 200 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

淡々とレーサーのみを貼り続けるスレ 市販車は駄目よ


▼ページ最下部
001 2016/10/03(月) 13:37:31 ID:/pANEbyHqs
レーサーは良い、、機能美に心が洗われる

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※省略されてます すべて表示...
225 2017/08/05(土) 13:53:07 ID:XGe12tOEaQ
車体右側

4本の長さを合わせる為、タコ足状にうねった排気管が官能的な表情を見せている。

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226 2017/08/05(土) 14:22:27 ID:XGe12tOEaQ
エンジン左側

カムを駆動するコグドベルトのカーボンケブラー製ベルトケース廻り

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227 2017/08/05(土) 15:03:17 ID:XGe12tOEaQ
その他 詳細(1)

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228 2017/08/05(土) 15:12:25 ID:XGe12tOEaQ
その他 詳細(2)

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229 2017/08/05(土) 15:23:31 ID:XGe12tOEaQ
画像左の黄色ゼッケン車は>>216-228とは別の車輌で、
エキゾーストやアンダーカウルなど細部が異なっている。
(その昔、ブリッテンを雑誌で初めて見たのはこのタイプだったと思う)

以上、大好きなブリッテン祭りでした。

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230 2017/08/06(日) 01:28:46 ID:F76ee18D9.
Ducati Corse Desmosedici GP17

今シーズンから>>1の様なウイングレットがレギュレーションで禁止となっているが、
その規定に対する解釈の隙をついてドゥカティが用意した新カウル。
8月4日(金)午後、モトGPクラスFP2セッション終了の12分前にホルヘ・ロレンソのライディングで実戦投入。

果たして効果の程は…?

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231 2017/08/13(日) 15:42:25 ID:HsQ9bZthTo
1948 Velocette 348cc DOHC KTT Racing Motorcycle

第二次大戦後まもなくで、ホンダが挑戦する約10年前、1948と49年マン島TTレースの優勝車。
ベロセットの4スト350cc単気筒エンジンは「ダブルノッカー」と称された先進のツインカムヘッド(DOHC)。
'49年にはGPレースでも5回勝利し350ccワールド・チャンピオンシップの年間タイトルも獲っている。

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232 2017/09/11(月) 21:50:45 ID:YyGFtKewFs
Honda RC149

RC166(>>41)の250ccで6気筒も凄いが、こちらは125ccの5気筒という、1気筒あたりではたったの25cc。
(その後レギュレーションで気筒数に制限が掛けられ、NRの楕円ピストンを生み出す元になっている)
尚、車体的には4気筒+1とした事で採用されたセンターシリンダーの排気レイアウトが非常にユニーク。

因みに、本調子でないかも知れないが、5気筒のサウンドはこんな↓感じ。(テストライダーは宮城光氏)
https://www.youtube.com/watch?v=qLYo8io6fB...

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233 2017/10/18(水) 15:06:01 ID:Kg.S0P2zXw
Ducati 950 ex-Jimy Adamo Team Leoni / Stile Italiano

べベルのバトル・オブ・ツイン・レーサー (1982年のチャンピオンマシンらしい)

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234 2017/11/04(土) 20:31:00 ID:oxSaY9SJzQ
Suzuki RGV500 XR85 

'95年のケビン・シュワンツ機
(因みに大きくは違わないが、別の掲示板にUPした画像とは別データ)

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235 2017/11/24(金) 18:41:49 ID:.immqUD7kc
Honda CB1300 SB Type-R

2004年の鈴鹿8耐出場マシンらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=bRZUicn6hH...

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236 2017/12/02(土) 21:20:21 ID:xP7PnGLabo
MV Agusta GP 500 4-Cilindri

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237 2017/12/23(土) 18:07:42 ID:Lb8Y5eR35I
【10年ぶりに「Team HRC」の全日本ロードレース、鈴鹿8耐の参戦を正式発表】

Hondaワークス(HRC)がJSB1000や鈴鹿8耐に参戦していたのは2008年が最後なので、10年ぶりの復帰となる。
車両はCBR1000RRをベースとしたワークスマシンを投入し、高橋巧選手の起用も発表され、
2018年シーズンは、メーカー同士の真っ向勝負も盛り上がるかも?

また、8耐はヤマハワークスの3連覇中で、ヤマハファンにはいい話だが、
プライベーターとの差があり過ぎで、レースとしては面白味に欠ける面もあったので、今年は楽しみ。
(8耐の王者復活と来たら、ヤマハもうかうかしておれんじゃろう)

尚、画像は2008年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦した「DREAM Honda Racing Team」のCBR1000RRW
マシンはFormula EWC仕様で、ゼッケン11は清成龍一、カルロス・チェカ、徳留和樹のチーム機。

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238 2018/01/07(日) 19:43:16 ID:qIJNYbbGLc
Bottpower BOTT XR1R Pikes Peak Racer(1)

Bottpower社が6月に行われるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに挑戦する為に製作したレーサー。

パイクスピークとはアメリカ、コロラド州で行われる標高2862mのスタート地点から、標高4301mのゴール(山頂)までの、
平均勾配7%、コース全長約20km、コーナー数156ターンの山道をいかに速く走り切るか というレース。
四輪や二輪、EVなど様々な部門別にタイムを競い、スズキGSX-R1000のエンジンを積んだ四輪の専用レーサーも出場してたりする。

本BOTT XR1Rは、ビューエルXBのエンジン(1203から1340cc、150hpにチューン)を用い、これにそっくりの市販型をベースに
カーボンやチタン素材などをふんだんに盛り込んだ>>68と同じパイクスピーク専用レーサーで、昨年お披露目されたもの。

尚、>>68共々、単に勝つ為だけなら水冷4気筒の方が有利な気がするが、違うレースの>>30,>>63,>>158等と同様に、
無理やりツイン(しかもV型2気筒)でチャレンジするところに、何となく挑戦者魂というか技術者のロマンを感じる。
(Vツインのメカニカルな外観も非常に好みだし)

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239 2018/01/07(日) 19:52:48 ID:qIJNYbbGLc
Bottpower BOTT XR1R Pikes Peak Racer(2)

上と同じマシンの違うアングル画像やディテールなど。

↓シェイクダウン・テストの動画(車載カメラでエンジン音くらいしか聞こえないが)
https://www.youtube.com/watch?v=fHXg2NXWzG...

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240 2018/02/14(水) 23:22:52 ID:8sH8DGrHPk
2015年に行われた、英国は Mallory Parkサーキット のイベントで、
かつて自身が駆ったモリワキZ1R-IIレーサー(レプリカ)でライディングを披露するワイン・ガードナー。

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242 2018/03/24(土) 20:40:47 ID:WrShMs0lNs
'85 Suzuki RG500γ (XR70)

85年に水谷勝の駆ったRG500と同型のWWガンマ。
ヤマハ、ホンダのV-4が熟成の機に入り、戦闘力を高めているのに対し、
排気デバイス付きながらスクエア4で挑み、ピーク・パワーの劣勢に苦戦を強いられてた。

また水谷は、ライバルのイケ面ヤマハ平忠彦の 反物質みたいなブサ面(失礼!)だったが、
(それも燃料になったのか)熱い走りに惹かれるものがあったな。

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243 2018/04/06(金) 10:40:25 ID:I7hyVqDHN6
2018 MotoGP - Ducati Corse Desmosedici GP18

ドゥカ本年度型のMotoGPマシンであるデスモセディチGP18
2017年度(GP17)は、アンドレア・ドビジオーゾが18戦中6勝、ホルヘ・ロレンソが3勝
コンストラクターズランキングは3位だった。
>>230に引き続き、新型も禁止ウイングレットもどきの 全チームで一番大きなブリスターカウルを装着している。

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244 2018/04/06(金) 12:19:01 ID:I7hyVqDHN6
2018 MotoGP - Honda RC 213V Repsol Honda Team

こちらはホンダの本年度型RC213V(#93はM・マルケス機)
フロントサイドのブリスター(インナーカウル型ウイング)がドゥカに比べるとかなり控えめ。
尚、マルケスは不明だが、D・ペドロサがこのタイプのエアロに消極的らしい。

因みに、シーズン前にはカーボン製のスイングアームをテストしていた。

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245 2018/04/07(土) 20:44:13 ID:EecsUXxNmI
>>237で既報の、10年ぶり「Team HRC」仕様の2018年型 CBR1000RRW

当然市販型CBR1000RRによく似るが、それとは異なるタンク形状や
排気系、ブレーキ廻りにレーサーらしい凄みを感じる。

それと多分だが、ヘッドライトは市販型と同じ様に見せる為に描かれた「絵」だと思う。
(当然8耐の時はヘッドライトが組み込まれるとは思うけれど)

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246 2018/04/09(月) 12:02:00 ID:q/OOPDzl4g
Matchless G50 (>>32で既出ですが)

AJS 7R(>>212)の後継機種で、1958〜62年に約180台製造されたマチレスの市販レーサー。
フェザーベット・フレームを持つ有名なノートン・マンクス(>>77)のライバル。

350ccだった7Rのピストンストロークはそのままにボアを拡大して500cc化しており、
50ps以上の最高出力で、マンクスより約14kg軽量の車体は高い戦闘力を誇っていた。

尚、7Rと同様に、マグネシウム製のクランクケースとカムチェーンカバーが腐食防止用に金色で塗装されていた事から
“ゴールデン・イーグル”の愛称で呼ばれていが、個人的にもその部分がたまらなく魅力的と感じる。

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247 2018/04/21(土) 23:55:12 ID:X080/tnFy.
Yoshimura GSX-R 750 - Suzuka 8 Hours 1987 (1)

'87年のヨシムラ8耐マシンで、伝統のエースナンバー12はケビン・シュワンツ/大島行弥 組機で、
マシンのトラブルに見舞われ5周遅れの8位だった。
だが、同じヨシムラ・セカンド組のギャリー・グッドフェロー/高吉克郎組(ゼッケン45)が途中からトップに立ち
ヤマハYZF750(マーチン・ウィマー/ケビン・マギー組)と一騎打ちで最後まで首位争い。
残り5分で9秒までに縮められるも、このまま逃げ切れるかに見えたのだが・・・

第2コーナーで高吉が周回遅れと接触して転倒。 惜しくも2位で終わったが、
「高吉を責めるつもりはない。2位は残念だが、暗闇の底からの再スタートに感動した。」と
'85年に指揮権を不二雄氏に譲り、特別観覧席から見つめていたポップの弁だった。

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248 2018/04/22(日) 00:27:24 ID:bIkHcaPeus
Yoshimura GSX-R 750 - Suzuka 8 Hours 1987 (2)

'86年の油冷GSX-R750(乾式クラッチ装備の限定車)がベースだが、
年々向上するエンジンパワーに対し熱対策が問題化。
水冷車のラジエーター並の大きさを持つオイルクーラーを装備し、
フロントカウルダクトに加え、センターカウルのサイドにも導風ダクトを設け、
積極的に通風させて冷却効率を上げる試みがなされていた。

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249 2018/04/29(日) 09:13:51 ID:YxHkjU8Ug.
Striker Racing ZEP1100

テイスト・オブ・ツクバ(T.O.T)というローカルレースの出場車で、
T.O.Tは基本的には空冷マルチ・エンジン+鉄フレームであまり金を掛けずに気軽に戦おうというレースらしい。
改造度合違いで12カテゴリーと細かくクラス分けされているレースだが、
本車は改造の許容範囲が広い(=中ではあまり気軽じゃない)“スーパーモンスター・エボリューションクラス”に出場した
横浜市にあるストライカー・レーシングのゼファー1100改造マシン。

マシン開発をOVERレーシングと共同で行った物らしく、オリジナルフレームを多数手掛けるオーヴァーらしい造り。
また、このフレームはゼファー1100用OV-32キットとして販売している様子。
(Fフォークなどサス無しのスイングアームとセットで約37万円也)

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250 2018/05/01(火) 20:42:07 ID:G8SX5O/hQ2
Suzuki TR750 - XR11(1)

市販GT750↓のエンジンを使った'72〜75年のレーサー
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1495936878/14...

70年代にあったフォーミュラ750選手権やデイトナなどのレースに出場していたが、
フルチューンを施したTRのパワーに耐え切れず、クラッチから火を出すトラブルや
タイヤのバースト、チェーンの破断などの弱点を抱えレースは大変だった模様。

水冷2スト3気筒750ccのエンジンは 現代では驚かない115ps程度だったが、当時では破格のアウトプットで
ラジアルではなかったタイヤや貧弱なチェーンなど周辺技術がそれに追いついていなかったらしい。

尚、画像左上は世界GPで23勝(GP500は19勝)を挙げ、ゼッケン7がトレードマークだったバリーシーンが駆るTR750。

F750選手権は、'74年に登場する4気筒のヤマハTZ750(>>19,>>119)が、TR750など他を完全に圧倒し'79年に終焉。
今ならモンスターとも思える750ccの2ストレーサーへの畏敬の念と
(TZ750も同様だった)バンク角を確保する為にレイアウトされたチャンバーの無理やりな取り回しが
電制などなく試行錯誤していた「バイクレースの激しく熱い時代」を彷彿とさせる。

(レプリカかも知れないが)TR750のエンジン音↓
https://www.youtube.com/watch?v=6t8M5WI1jA...
それほど飛ばしていないが、オンボードの走行音
https://www.youtube.com/watch?v=LzSucc7qbV...

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251 2018/05/02(水) 00:19:05 ID:SmqNk./fhQ
Suzuki TR750 - XR11(2)

車体は角断面のスイングアームと大きくレイダウンされたリアサスが、当時としては新しい試み。
(だがTZ750がモノクロスサスで追従、パワーと共に走安性能も凌駕している)

因みに、上の画像で、カウルの下側 クランク軸方向の断面が四角いのは、エンジンをフルカバーしたからで、
H1マッハ500やH2,750も同様だったが、今のと違って当時のクランクケース幅が尋常じゃなく広かったため 。

TR750
6速ギアボックス
最高出力:115〜120ps
乾燥重量:148kg
最高速度:約300km

画像車は>>207と同じ英国のチーム・クラシック・スズキのコレクションで、
バリーシーン機用に作られたエンジンが搭載されている。

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252 2018/05/04(金) 16:59:49 ID:FCgx1M5oVg
Honda RS1000RW

1982年式 水冷DOHCV4 1024.48ccで、社内コードはFWS
市販VFシリーズ営業販売促進を目的としたのHRC(=RW)レーサー。

90°V4エンジンを搭載した車体は比較的オーソドックスにまとめられたが、
V4ならではの排気管の取り回しに苦心。
後バンクの2気筒を集合させた排気管は管長を稼ぐために、
リア・カウルの中でトグロを巻いていた。
(そのためリア・カウルには熱がこもり、カウルが燃えたりした)

また、給油口がタンク左側にあるのは、デイトナ200マイルレース専用設計だったためで、
実際レースが始まると2st500ccGPレーサーや2st750ccレーサーも青ざめるほどの速さを示し、
キング・ケニーですら顔色を変えた程だった。

ただ、その強烈な性能に当時のタイヤがついて行けず、トレッドが剥がれるチャンキングと言う現象に見舞われ
ピットインの回数が増えて結局、順位は2位に留まっている。

しかし、その圧倒的な速さは V4エンジンの強い印象を観衆に抱かせ、米国での販促役割には十分であり、
後に「最強」の名を欲しいままにしたRVFの重要な礎(いしずえ)となっている。

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253 2018/05/06(日) 20:46:22 ID:y/KxkVkHZ.
Honda CR110 カブレーシング(中、後期型)

'90年代のドリーム50のモデルとなった50ccの市販ロードレーサーで、
初期型↓は公道走行が可能だったが、中、後期型は公道走行不可の純粋なレーサーとなっていた。
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1484819511/20...

エンジンはワークスレーサーRC110ベースの空冷4ストDOHC4バルブ(ギヤ駆動)49cc。
2本のカムシャフトに、密集した4本の吸排気バルブを装備する事から「精密機械」とも呼ばれ、
最高出力は7.0ps/1万2700rpm、最大トルクは0.4kgm/1万1000rpm、最高速はオーバー100km/hを誇った。

尚、初期型の5速と異なるミッションは、狭いパワーバンドを有効に使えるよう8段リターン。
レース用の部品に換装し、軽量化したレース出走車の最高速は130km/hを越えたという。
その実力は、'62年の全日本選手権ノービス50ccクラスで2スト勢を抑え、上位を独占。
同年のマン島TTレースでは、ワークスマシン(RC110)と共に出場し、9位入賞を果たしている。

また、細めのシリンダーから左右(前後?)に大きく張り出したカムシャフトカバーが特徴で、
別名は「ミッキーマウス」。

因みに、本CR110はタンク下のフレームが2本で、エンジンの頭を懸架するダイヤモンドフレームだが、
復刻版に近い後のドリーム50は↓タンクレール1本でエンジン下のクランクケースを懸架するタイプで、その点が大きく異なる。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250149.jp...
(ドリーム50は製造コストや整備性の良さに配慮したのかな?)

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254 2018/05/06(日) 22:51:16 ID:y/KxkVkHZ.
Honda CR110 カブレーシング(中、後期型:追記)

上で書き忘れたが、CR110の生産台数は全体で246台。
その内 公道可の初期型は49台とされるので、純レーサーの中・後期型は197台かと。

また、レース車輌は役目を終えたら(記念車輌以外は)大概が廃棄される事もあり、
現存する車輌は極めて希少で、ネットオークションで登場する事は まず無いらしい。

↓CR110の排気音 
https://www.youtube.com/watch?v=64UQOjg7z2...

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255 2018/05/07(月) 00:22:44 ID:meHWjpJ09o
Honda Dream 50R

ホンダのレース部門HRCが手掛けた、レース専用のドリーム50R。
市販ドリームをベースにHRC製「Dream50レース専用キット」のカムシャフト、バルブスプリング、
ピストンを導入。また低フリクションカムチェーン、クランクシャフト、軽量ACジェネレーター、
レース専用設計のキャブレターやエアファンネルも組み込み済み。
(排気管は2重管から単管に変更し、排気効率を高めている)

最高出力はノーマルの5.6ps/1万500rpmから、7.0ps/1万3500rpmにアップ。
(ミッションはノーマルの5速からクロスした6速へ)

価格は49万1400円で、ノーマルが販売終了した2000年より後の 2010年まで生産・販売されたようだ。

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256 2018/05/15(火) 23:19:30 ID:FAUXnBIRAU
Kawasaki performance 1150

ゴディエ・ジュヌーのパフォーマンスレプリカではなさそう…

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257 2018/05/26(土) 15:11:17 ID:L17UTJA/nU
Team KAGAYAMA 刀1000R 2018テイスト・オブ・ツクバ SATUKI STAGE仕様

>>249と同じ、年に2度行なわれている絶版車たちのレース「テイスト・オブ・ツクバ(T.O.T)」に出走したチームカガヤマのカタナ。

先代GSX-R1000のL5系水冷エンジンをオリジナルフレームに載せた物で、
足まわりはCBRのユニットプロリンクやオーリンズ、ゲイルスピードなど
様々なパーツの組み合わせで構成されているとか。

テイスト最高峰のドーバー・ハーキュリーズクラスに出走した本マシンは、
GP500やMotoGP、WSBKにも参戦し、現役バリバリのJSBライダーである加賀山就臣(かがやまゆきお)選手のライディングで
SATSUKI STAGE(皐月の陣)を見事優勝したそうだ。

因みに、テールライトは昼間レースで必要ないものだが、
オリジナル刀のデザインを尊重して付いている物らしい。

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259 2018/06/02(土) 19:31:18 ID:cUJjnWjWO6
Kawasaki H2R - SUZUKA Sound of ENGINE 2017

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260 2018/06/07(木) 15:03:34 ID:xLhGuERiyk
Team KAGAYAMA 刀1000R 2018テイスト・オブ・ツクバ SATUKI STAGE仕様 (2)

最近お気に入りである>>257の高解像度画像を入手したので、貼っておく。

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261 2018/06/07(木) 16:15:28 ID:xLhGuERiyk
Team KAGAYAMA 刀1000R 2018テイスト・オブ・ツクバ SATUKI STAGE仕様 (3)

「スズキ ファンRIDEフェスタ 2018」でのひとコマらしく、日付が5/27となっていたので
「お台場 NO地区」東京都江東区青海1 丁目N・O 街区で撮影されたもののようだ。

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262 2018/06/07(木) 17:29:46 ID:xLhGuERiyk
Team KAGAYAMA 刀1000R 2018テイスト・オブ・ツクバ SATUKI STAGE仕様 (4)

元の画像はもっと大きいのだが、サイズが3倍(面積では9倍)で容量が10MBもあって
とてもじゃないが、この掲示板にはUP出来ないのが至極残念。

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263 2018/06/07(木) 18:55:09 ID:xLhGuERiyk
Team KAGAYAMA 刀1000R 2018テイスト・オブ・ツクバ SATUKI STAGE仕様 (5)

「スズキ ファンRIDEフェスタ 2018」は、既に終了している地区もあるが、
全国を巡回しているようで↓広島、北海道、大分、三重、静岡は、これから見たり試乗したりできる。
https://www.autoby.jp/_ct/1715612...
http://www1.suzuki.co.jp/motor/event/index.php?job=deta...

興味がある方は、行かれてみてはいかがだろうか。

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264 2018/06/15(金) 23:23:59 ID:HrGdDyf5Rw
Honda CRF1000L Africa Twin Flat Track Racer

新たにパラレルの2気筒に変貌を遂げた、アフリカツインのSOHC1000ccエンジンを搭載したフラットトラック・レーサー。

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265 2018/06/19(火) 17:30:48 ID:ujeXFZXKdY
JBB METISS - GSX-R 1000

フランスのプライベーターが製作するマシンで、エンジンはスズキの水冷4気筒1000ccを用いているらしいが、
現在でも、スイングアーム式フロントサスでル・マン24hなどに挑んでいる耐久レーサー。

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266 2018/07/07(土) 13:41:00 ID:qotfsPZAC.
Honda RC166(1)

1966〜67年にWGPで活躍したホンダ伝説の6気筒レーサーで、既出だが、
このマシンに関連したホンダの新たな動き(新機種かも)をキャッチしたので、
改めて資料をまとめ、提示しておく。

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267 2018/07/07(土) 14:50:59 ID:qotfsPZAC.
Honda RC166(2)

ホンダの6気筒マシン(RC165)投入は'65年後半からで、その年はヤマハに覇権を獲られてしまった('64からの連覇)。

背水の陣で望んだ1966年、基本的なレイアウトはRC165と同等だが、54psから60ps/18500rpmへと高回転高出力化を具現化したエンジンと、
マグネシウムやチタンなどの軽量素材を多用し112kgまで軽量化され、
この年ホンダにカムバックしたマイク・ヘイルウッドのオーダーによって徹底的な改良が行なわれたニューマシンRC166が投入された。

ヘイルウッドとRC166の相性は抜群で、第1戦から8連勝、終わってみればヘイルウッドが出場した10戦すべて優勝という輝かしい結果を残した。
(第9戦北アイルランドGPは未出走、最終戦日本GPはコースの安全性を問題にホンダは全クラスの参戦をボイコット)

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268 2018/07/07(土) 14:56:58 ID:qotfsPZAC.
Honda RC166(3)

1960年代4スト250cc RCレーサーの究極形と言っても過言ではないRC166。
ボア39mm、ストローク34.9mmの6気筒で、排気量は249.43cc。
DOHC4バルブヘッドは当時のRCレーサーの定番のギア駆動(カムギヤトレイン)。
膨大な発熱に対応するため、エンジンの前部左右にオイルクーラーが設置されていた。

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269 2018/07/07(土) 15:19:44 ID:qotfsPZAC.
Honda RC166(4)

ホンダのWGP参戦最後の年となった‘67年は、
水冷2ストV4エンジンのヤマハRD05と死闘を繰り広げながらもヘイルウッドが逃げ切り、
ホンダWGP参戦第一期における有終の美を飾っている。

(その後は、シリンダー数に制限が掛けられ、WGPは2ストの時代へ。
4ストにこだわるホンダは後にNRを開発する事になる)

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270 2018/07/07(土) 15:47:03 ID:qotfsPZAC.
Honda RC166(5)

余談だが、本RC166はタミヤから1/12スケールのプラ模型が発売されている(左画像はたぶん実車)。
金属製のチェーンやスポーク、ホイール、フロントフォーク、リベットなど専用設計のオプションパーツも別売されており、
その精巧さはバイクプラモの常識を越えた、まさに業界の王様タミヤの総力を注ぎ込んだ↓入魂の一作(5,616円)。
http://www.tamiya.com/japan/products/14113/index.htm...

尚、作るのが面倒な方には↓完成品のマスターワークコレクション(24,106円)もあったりするので、よかったらどうぞ。
http://www.ms-plus.com/4362...

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271 2018/07/07(土) 17:35:33 ID:qotfsPZAC.
Honda RC166(6)

4スト空冷6気筒250cc(1気筒あたり約41.6cc)エンジンの詳細。

尚、ホンダが開発中かも知れない新型(?)の直列6発エンジン車に関する情報は、
「カスタムバイク」のスレに後ほど提示するつもりなので、興味がある方はお楽しみに。

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272 2018/07/13(金) 17:29:25 ID:wq2GOFNQas
The Lloyd Brothers’ Ducati Flat Tracker(1)

ドゥカ↓ハイパーモタード821のエンジンを使ったダートトラックレーサー。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250165.jp...

尚、AMAフラットトラックレースは新しくレギュレーションが改定され、排気量制限が850ccになったようだ。

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273 2018/07/13(金) 20:53:23 ID:BIem2Gmel2
The Lloyd Brothers’ Ducati Flat Tracker(2)

フレームは オハイオ州にあるLloyd Brothers Motorsportsによるクロモリ製オリジナルで、
エンジン前にスペースを確保できなかった為、ラジエーターは側面に移設している。

新レギュレーションに合わせたニューマシンらしく、レースに向けた細かなセットアップはこれからという段階の様だ。
↓ダートオーバルでのテストの様子+排気音
https://www.facebook.com/167527649947476/videos/1768025...

因みに、フラットトラッカーの常だが、例によってステップの位置が左右で大きく違っていて、
ブレーキはリアのみとなっている。

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274 2018/08/04(土) 18:06:40 ID:Gxy2up3l7E
Kawasaki A1-R

最高速160km/h,ゼロヨン15.1秒と当時俊足を誇った↓A1サムライ(2st250cc)をベースにして67年に作られた市販レーサー。
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1492142990/96...

エンジンはA1サムライの30ps/8000rpmから 40ps/9500rpmにチューンされ、クロスされたミッションや
GPレーサーと同様のブレーキを装備し国内外のレースで活躍した。

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275 2018/08/14(火) 14:54:44 ID:xg0XRPghns
BSA Gold Star(1)

ゴールドスターをベースにした56年のクラブマン・レーサー

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276 2018/08/14(火) 21:15:43 ID:xg0XRPghns
BSA Gold Star(2)

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277 2018/08/14(火) 21:26:09 ID:xg0XRPghns
BSA Gold Star(3)

フローティングマウント(?)のタコメーターがカッコよろし。

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278 2018/08/14(火) 21:36:17 ID:xg0XRPghns
BSA Gold Star(4)

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279 2018/08/25(土) 13:08:53 ID:ptta.qAB4A
'81 Suzuki RG500γ (XR35)

エンジンは'74のXR14(>>213の初期型)から続くスクエア4配列を踏襲したままだったが、
マシーン全体の軽量、コンパクト化が進められ、前年比でエンジンが7kg以上、トータルで17kgもの軽量化に成功、
パワーも130psに迫る実力を持つ程に発展。
ネーミングも前年のRGBから、 RGγ ( γ<ガンマ>はギリシャ語で"ゲライロ"栄光の意 )へと変更を受けて、
'78から3連覇中だったヤマハ×ケニーロバーツを遂に打倒。'77のバリーシーン以来の王者に返り咲いている。

この時ランキングトップに輝いたライダーは、マルコ・ルッキネリで
"Lucchinelli"の姓に掛けて、「ラッキー(Lucky)」と呼ばれた陽気なイタリア人ライダー。
画像の右側は、彼が2017年にモトGP殿堂入りを果たしたのを記念し、イタリアのミラノショーで公開した
GSX-R1000 ルッキネリ・レプリカバージョンとのツーショット。

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280 2018/09/01(土) 22:33:47 ID:a.K6Lz1hvE
1970 Kawasaki H1R 500(1)

750のH2Rが既出だが、こちらはH1 500SSをベースに
マッハIII発売の翌年に登場したカワサキで最初の3気筒レーサー。

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281 2018/09/02(日) 00:52:52 ID:enGrirlQh6
1970 Kawasaki H1R 500(2)

H1Rは'70年シーズンからジンジャー・モリー(ニュージーランド人)と共にGPフル参戦を開始し、
最終戦スペインGPで優勝するも初年度にはジャコモ・アゴスチーニのMVアグスタに続いてランキング2位。
'71、72年はメーカータイトルが3位と、世界GP500の新入りとしては安定した成績を残している。
(その後、H1Rはエンジンを水冷に改め、1975年頃までGPを走り続けた)

車体は、エンジンの基本が同じマッハIIIとは全く異なるツインチューブのフレームで、
最高出力は75hp、車重130kg、トップスピード250km/h。H1R全体で約35台が製作されたとされる。

また、前方でクロスしたチャンバーは、TZ750や同じ3気筒のTR750(>>250-251)と同様に、
バンク角に関連した取り回しの苦労(技術黎明期の試行錯誤)が見て取れる。
(一番右のシリンダー排気は一旦左側へ送りながらも最後は右側に排気口を出している)

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282 2018/09/03(月) 20:28:45 ID:yBbhxeAVss
(別のスレに使う画像を調達しようと探したら、ここには貼ってない事が分かったので)

H-D XR750 Flat Tracker

XR750は1970年デビューだが、画像は72年からワークス活動を始めた時のレーサー。
エンジンは、ハーレーがレース用だけに作るOHV空冷750cc。

フラットトラック(ダートトラック)レースで最強と言われるこのXRに対抗する為、
カワサキはH2マッハ750SSのエンジンで>>10を、ヤマハはTZ750(>>19)のエンジンで>>39
(キング・ケニーを持ってしても制御が難しかったという超じゃじゃ馬)を作るも王者の牙城は崩せず、
ホンダが>>211で、ようやく一矢を報いたといったところ。

また、46年経った今もレースでは主役級という
「アメリカのローカルレースだからって、どんだけハーレー向きなのよ」とも言いたくなる程の傑作エンジン。

また、吸排気レイアウトにも特徴があり、2気筒共に後方吸気、前方排気というハーレーの市販車エンジンとは異なるもの。
斜め後ろに飛び出した2つの大口径キャブ&フィルターがライダーに相当に邪魔そうなんだが、
その乱暴な感じが個人的にはたまらん。
(公道用の市販型では唯一'84年のXR1000が同じレイアウト)

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283 2018/09/08(土) 19:54:38 ID:Dvo7TCp6gA
H-D Sportster - Sundance Golden Balls

東京の世田谷にある所ジョージ氏でお馴染みのサンダンスが、
スーパーXRエンジンを手掛ける前に製作したデイトナ・レーサー。

ハーレー純正クランクの耐久力をテストするために組まれたスポーツスターがベースのマシンで、
サンダンスが気合を込めて与えた“ゴールデン・ボールズ”なる名称は、直訳奨励の“金玉号”。
見事デイトナのBOTT F2クラスで優勝し、当時最速のスポーツスターとも称された。

また、同じサンダンス製の>>150とは異なり、こちらのフレームを含む車体はストリートユースを前提に設計されており、
ハーレー純正カフェレーサーでピース綾部氏が乗っていたXLCRとは一味違ったスタイルも魅力的。

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284 2018/09/24(月) 13:27:20 ID:nsjUpOLG8k
'85 Honda NS 500(1)

スペンサーのライディングで出走し11戦中7勝を挙げ、
圧倒的な強さを誇った'85年のNSR(>>197)と同走していたHRC製のNS500。

V型4気筒のNSRはスペンサーにのみ与えられ、V3気筒のこちらNSはセミワークスのワインガードナー機。
ガードナーは型遅れとも言えるこのNSで年間ランキング4位に食い込み、翌年(86年)はワークス(=NSR)に昇格している。
(ランディ・マモラが同型機で85年に1勝しており、NSがGPで優勝した最後の型でもある)

尚、本マシンはスポンサーであったロスマンズ社が保管していた物で、
通常は市場に出回る代物ではないが、競売に掛けられていた。

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285 2018/09/24(月) 19:51:15 ID:nsjUpOLG8k
'85 Honda NS 500(2)

V型の3気筒は、後方の外側2シリンダーが既に前傾気味になっていて
112度のVバンク角から成る前方内側1シリンダーはかなり下向きのレイアウト。
(全体が倒立している>>109ほど極端ではないが)
その為、渦を巻く様な経路にせざるを得なかった前シリンダーの排気チャンバーが非常にユニーク。
また、後端のマフラーもスイングアームやステップ廻り、車体バンク時の路面を逃げる特異な形状をしている。

ところで、レースの魅力としてライディングテクニックなどの他に、
量産車とは違う、コストや生産性を無視した妥協のない機能(=勝利)一点張りマシンが見られるのも楽しみの一つかと思う。
(ある意味、最新鋭の戦闘機に近い狙いを持ったマシンとも言えるかと)

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286 2018/09/29(土) 18:02:38 ID:nrdsFWOf9E
ELF 3

'86年からホンダよりセミワークス(HRC)製のエンジンが供給される様になったエルフ3。
そのエンジンは上と同じNS500の3気筒で、エルフの体制変更(設計者の交代)もあり
ELF e(>>45,>>209)の様なフレームレスの理想主義的な車体構成を改め、
レースで結果を残すという点を重視して独立したフレームを持つ実利的なデザインとなった。
(それでも十分に前衛的なのだが)

ライダーは英国人のロン・ハスラム(画像左下)が起用され、
ポイントを獲得することに成功している(最高7位、年間ランキング9位)。

尚、画像の右上は、英国で行われる「グッドウッド・スピードの祭典」でのデモ走行の様子で、
ELF 3は↓ホンダコレクションホールによって定期的な走行確認を含む動態保存がなされている。
http://tizy17.web.fc2.com/motorcycle/event/doutai/2006/2...

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287 2018/09/30(日) 12:34:54 ID:Yna8gDO37s
ELF 5(1)

上の次'87のELF-4と設計が大きくは変わらない'88のELF-5で、エルフプロジェクトで最後のGPマシン。
ELF-4から、ようやくホンダで一番速いNSRの2st112度V4エンジンを積めるようになった。
(それでも1年落ちのワークスエンジンなのだが)

ライダーは引き続きロン・ハスラムが担当。
カウルが付いた状態のマシンの外観は、スイングアーム式フロントサスを見なければ、
黒く塗ったNSRとしか見えないコンサバティブなデザインになってしまったのだが…

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288 2018/09/30(日) 22:20:05 ID:Yna8gDO37s
ELF 5(2)

コンサバになった外観とは逆に、シャーシはELF-eで示していた理想形に少し戻された。
フレームが影を潜め、エンジンをストレスメンバーとして使う割合が高くなり、
ELF-3(>>286)から各部品もマグネシウム合金に置き換えられるなど 軽量化を推し進める形となった。

だが、ハスラムの健闘むなしく戦績に目覚ましい進歩は見られず、ランキング11位で最終シーズンを終了。
ホンダコレクションホールの展示解説によれば、
「ダブルウイッシュボーンからマクファーソンストラットに変更されたフロントスイングアームは高速コーナーで威力を発揮。
ブレーキング時にホイールベースが変化しないため、路面に張り付くような安定感と高いコーナーリングスピードを実現。
しかし、S字や複合コーナーなどのクイックな動きは苦手だった。
フロントフォークの伸縮を利用して車体にピッキングを与えることが出来ず俊敏性に欠け、
混戦となる決勝レースでは大きなハンデとなった。」…との事。

ところで1年落ちとは言え、虎の子のワークスエンジンを供給し続けたホンダは、
エルフが導入した片持ちスイングアームで特許を取得したし、
特異なフロントサスも「もしかしたら有り得るかも」とエルフを走る実験室のように捉え支援していたのではないかと。

また、エルフの挑戦は実を結ばなかったが、>>33>>265の様なプライベーターがそれを引き継いでたりするし、
その安定性能の高さから、市販車のツアラー系なら可能性が残ってるかも知れないナ…とも思う。

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289 2018/11/12(月) 17:23:55 ID:ggjgeJMnhU
'74 Yamaha TZ250

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290 2018/11/12(月) 22:34:32 ID:EwCR/HrT6I
'74 Yamaha TZ250 (2)

非常に綺麗な本個体は、ヤマハなど法人のコレクション品ではなく、
地中海の端に浮かぶキプロス島の倉庫に眠っていたスクラップを
バイクショップの30歳になる青年が7カ月を掛けてレストアした物なのだそうだ。

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291 2019/02/17(日) 11:17:16 ID:uQvxNuXNfc
1926 Harley-Davidson 74ci Model-J OHV Racing Motorcycle

昭和元年のハーレーのレーサーで、まだサイドバルブ(SV)エンジンを売っていた時代だったが、
ハーレーでは先進のオーバーヘッドバルブ(OHV)の1200cc(74ci)を搭載。
(OHVで通称ナックルヘッド発売の10年前)
また、キャブのレイアウトがずっと後のダートラ用のXR750に近似しているのも興味深い。
因みにお馴染みのVツインだが、エキゾーストは4本出ており↓反対(左)側も同じような見た目。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250181.jp...

尚、この時代のレーサースタイル(雰囲気)が、カスタムカテゴリー「Bobber(ボバー)」の原点となっている。

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292 2019/02/21(木) 19:38:17 ID:86QNe9lpqM
Team KAGAYAMA 刀1000R Ver.2.0 仕様 (1)

>>257(>>260-263)と同じ加賀山選手のカタナだが、
スイングアームとマフラーに大きな変更が加えられた進化モデル。

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293 2019/02/22(金) 00:02:53 ID:AfVfmC0U66
Team KAGAYAMA 刀1000R Ver.2.0 仕様 (2)

以下は製作した加賀山氏のコメント
「テイスト・オブ・ツクバはバイクが主役のレースですから。
前回と同じではなく、なにか変更して話題作りをしたかったんです。
自分も若い頃、片持ちはカッコいいと思っていたし、カタナにプロアームってアイデアはなかなか無いだろうと。
マフラーをセンターアップにしたのも片持ちを目立たせるため。
バイクが注目されることをねらって改良してきたので、お客さんが集まってくれるのはすごく嬉しいですね」

個人的には、加賀山氏のローカルレースに対する姿勢も含めて かなりカッコいいと思う。

詳しくは↓こちら
https://young-machine.com/2018/11/12/17011...

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294 2019/03/03(日) 10:54:00 ID:BU1aW8VETY
Honda RS1000

CB900Fをベースに専用のシャーシと組み合わせ'79年に登場した耐久レーサー。
DOHC4バルブのCB900F用エンジンの排気量を拡大し、有力チーム向けのコンプリート車や
プライベーター向けのキットパーツなど、さまざまな形でデリバリーされ世界中で活躍していた。

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295 2019/03/03(日) 20:15:35 ID:BU1aW8VETY
Honda RS1000(2)

こちらは、'81年の鈴鹿8耐のウイナーであるホンダ・フランスからエントリーしたM・ボールドウィン/D・アルダナ組のマシン。
安定した速さを見せ2位を3周遅れにする199周を走破している。
尚、マシンに貼られているRSCとはHRCの前身で、ノーマル(95PS)から98ccアップされた999?エンジンは
耐久仕様でも最高出力130PSを発揮していた。

因みに>>294のサイドビューは、柴田賢二画伯によるイラストレーション作品。
写真の様な写実的な表現だが、写真よりも 暗部にあるメカの細部までよく判るのがポイント。
カメラが自動的に行うHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ合成)画像でも近い表現は可能だが、
手描きならではの味わいと共に、HDRで有りがちな不自然な印象を感じさせないのが、
氏の表現の大きな特徴。

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296 2019/03/03(日) 22:41:19 ID:BU1aW8VETY
2010 Yamaha YZR-M1 - Fiat Yamaha Team

>>294と同じ柴田賢二画伯による、ヤマハに3年連続となるMotoGP三冠獲得をもたらした0WS9。
(この時代はまだ800ccで、絵はロッシ機かな?)

わざわざカウルレス状態を描くのだから、相当なメカ好きの絵描きさんなのだろう。

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297 2019/03/03(日) 23:58:46 ID:BU1aW8VETY
2010 Yamaha YZR-M1 - Fiat Yamaha Team(2)

上の部分的なクローズアップ画像。
絵画としての美的センスや技法的な話は抜きにして、
カーボン繊維一つ一つの柄を全て手で描く作業を考えただけでも、気が遠くなりそう。

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298 2019/03/16(土) 19:31:23 ID:oPRIQRJ0Mk
Kawasaki KR500 ('81年型:その1)

カワサキが'80年からGP500に投入したワークスマシンの'81年型。
ライダーは'78年、79年とKR250/350で両クラスを2年連続制覇したコーク・バリントン(南アフリカ出身)。
カワサキ初のWGP500専用マシンは期待されたものの、初年度はレース最上位5位の年間ランキング12位で終わる。

翌81年(画像車)は、基本構造は同じままパワーアップや軽量化等を推し進めて改良。
第3戦と7戦で3位、最終戦4位と好走し、翌年へ大きな希望をつなぐ役割は果たしている。

結果的に それ程優秀な成績を残せなかったマシンなのだが、タミヤ模型は製品化に踏み切る。
それは、車体構造が革新的で、模型でそれを組み立て観察する面白さがあったからだった。

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299 2019/03/17(日) 11:04:31 ID:I.bJ0ZJE1I
Kawasaki KR500 ('81年型:その2)

画像は上を裸にした姿で、この状態から燃料タンクは外せない。
革新的な車体とは、タンクをストレスメンバー(フレームの一部)としたバックボーンのアルミモノコック構造としたところ。
(覇権を争うヤマハとスズキの2大勢力は、一般的な細いアルミ角パイプフレームの時代)

主な目的は、車体剛性を上げつつ軽量化もするという 相反する2点を推し進める狙い。
外骨格の昆虫にも似た外皮が構造体というのは、市販車に展開するにはコスト的に厳しい構造だが、
WGP専用のワークスマシンという事で、ある種の理想を追求した設計コンセプトを実践していた。
(スイングアームを除けば、リアフレームもパイプ部材を一切使っていない)

エンジン(2st500cc)は、KR250のタンデム2気筒を二つ連結した様なスクエア4気筒で、
カワサキ伝統のロータリーディスクバルブ。
80年型での最高出力は120psと言われるが、同じスクエア4でも熟成期に入っていたYZRやRGBには肉薄できず、
250、350を制した名手コーク・バリントンをもってしても苦戦を強いられてしまった。

因みに、フロントブレーキを支える様に付くロッド(棒)は、機械式のアンチノーズダイブ機構。
(制動時にブレーキキャリパーにかかる反作用をリンケージで伝達し、フォークを延ばす方向に力をかける構造)
後に市販車へも浸透していた油圧感応式の前段階的な方式だが、この81年型から採用している。

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300 2019/03/31(日) 08:44:44 ID:IM4QneWotU
Kawasaki KR500 ('82年型:その1)

カワサキはやっと走る様になった'81年型から、さらに勝利に近付くべく
プレス成形バックボーンフレームに大幅な設計変更を加えたニューマシンを'82年に投入。

モノコック構造は外表面が昆虫の様にツルりと形なら効果を最大限に引き出せるが、
ライダーのひざやハンドルを逃げる凹凸があると剛性上は不利。
そこで摂られた82年型の手法は、剛性を高めるべくフレームとしての形状を最適化。
結果、タンクとフレームは分離されたが、81年型と同様にフレームにも燃料を入れるダブルタンク構造としている。
(理想からは一歩後退した印象だが、これでも十分革新的かと)

現代のレーサー設計では、この構成が主流にはなっていないものの、
カワサキは↓市販車ZX14R(ZZR1400)で この考え方を現代でも継承している。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250182.jp...
(ZXのフレームに燃料は入らないが、フレーム内の空間をエアクリーナーBOXとして使っている)

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302 2019/03/31(日) 19:57:19 ID:IM4QneWotU
Kawasaki KR500 ('82年型:その2)

このフレームは 当時のコンベンショナルタイプの約10倍の強度を有していたが、
カワサキの誤算は、当時のタイヤがこの高剛性フレームに見合ったグリップ力を有していなかった事。
フレーム性能がエンジンやタイヤより上回り過ぎて乗りにくさを招き、コーク・バリントンを非常に悩ませてしまった。

また、この'82年型から旋回性能を重視するフロントの16インチ化を早々と導入。
だが、理想的フロントアライメント値をまだ模索中の段階だったため、
(1)ボルトオンの別体式ヘッドパイプ構造
→テーパープレート(薄い三角形板)を挟む事で、キャスター角度の変更が可能。
(2)フロントのアクスルにエキセントリックアジャスターを装備
→フォークオフセットとトレール値の調整が可能。(フェンダーとタイヤの隙間が大きいのはこの偏心する調整器のせい)
などと、レースを重ねる中で理想値を見つけ出そうという実験機的な狙いも持っていた。

さらに、'81を引き継ぐ機械式のアンチノーズダイブ機構は、16インチ化と共に
更なる制御精度を高めるべく、リンク構造などで複雑な様相を呈している。

以上に様に、確固たる実績を有していた訳でもないKR500なのに、様々な新しい要素もクリアせねばならず、
問題山済みでのGPシーズン突入はチーム、とりわけコーク・バリントンに重荷がのし掛かったが、
「それを粛々とこなすのがプロの仕事だ」と言ってのける男気あふれる職人肌のライダーであった。

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303 2019/04/01(月) 20:38:06 ID:Z1KwueBBtk
ワークスとは言え、チームはコークと監督、メカニック2人(1人はコークの実兄)のたった4人という小所帯で、
コーク自身が移動中のトランスポーターを運転する事もあったという。

こんな弱小チームなれど、何とか勝利をと努力を続けたが、人、金、資金と何もかもが不足していた上に、
カワサキはシーズン中盤でWGP撤退を表明、改良部品の開発もストップしてしまう。

全てがチグハグなまま低迷を続け、'82年は最高位が6位、最終戦もまさかのリタイヤと
有終の美を飾る事も叶わなかった。

ところで、KR500は「コーク・バリントン(画像左下)が駆ったマシン」が基本だが、
'82年ラグナセカにスーパーバイクで出走予定だったエディ・ローソン(画像右)が
レース前にトランスポーター事故でマシンが届かなかった際
GP500にKR500でスポット参戦しており、画像車がその時のマシン。

そのレースで、ローソンをしてラップタイムがケニーロバーツYZRの5秒遅れという事実が、
カワサキのWGP撤退を後押ししたとも言われている。

しかし、その斬新なメカ(創造と挑戦)は「ライムグリーンの異色マシン」として輝きを放っていたし、
タミヤの模型説明書には、「82年を最後に世界GPから撤退したカワサキだが、
KR500とコークバリントンがこのまま世界GPにチャレンジしていたら大きな成功を勝ち得たことは間違いないであろう。」
とも記されていた。

(因みに、コークはWGP500で未勝利だったが、昨年 MotoGPの殿堂入りを果たしている)

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304 2019/04/20(土) 07:13:18 ID:6qOzpBIWmk
Yellow Corn - Suzuki Inazuma 1200 改

テイスト・オブ・ツクバの最高峰「ドーバー・ハーキュリーズ(なんでもあり)クラス」に出走したイエローコーンのマシンで、
油冷イナズマ1200のエンジン+フレームをCB750Fルックスでまとめた物。

加賀山選手の駆る>>257(>>260-263,>>292-293)のライバル機で、
こちらは、同じく全日本級の國川浩道選手が乗機。

「決勝を全て走りきれた事だけで実は奇跡。
前回のエンジンを治して使用したからか、レース前にトラブルが続きテストをまともに出来ていませんでしたが、決勝はバッチリ。
今回はRASHの清水さんが組んだエンジンでトルクも出て良い感じ。速かった。

それを阪井輪業の阪井と車体と共にセッティングしていきました。
このクラスでのトップは、油冷エンジン、キャブ車と正立フォークは自分だけでしたが、ちゃんと乗れたのも阪井輪業さんのお陰。

そして当日はNESTの椎根さんと仲間にもお手伝い頂きました。
決勝日、前日の夜のガレージでは他チームのメカさんまでも勢揃いで治してくれたので、なんとかなったのだと思います。

繋がりって素敵。

素晴らしい技術と情熱を持った人達です。
ありがとうございました。」

と、國川氏はブログにつづっていた。

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305 2019/04/20(土) 13:02:06 ID:6qOzpBIWmk
Yellow Corn - Suzuki Inazuma 1200 改(2)

「空冷エンジンの最高峰・油冷エンジンをホンダらしいルックスに仕上げたんだ」とイエローコーンの杉田代表。
(HONDA×SUZUKIを捩ったタンクのネームにも注目)

海外でも↓同じ油冷×CB750Fの組み合わせがあって
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1486736687/18...
杉田氏が どうしてこの様にしたのかは不明なのだが、
フレディ・スペンサーが駆ったAMAスーパーバイクCB750Fは好きだし、
精緻な造形を持つ油冷エンジンにも魅力を感じる一ファンとしては、ワクワクする組み合わせだったりする。

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306 2019/04/20(土) 23:49:24 ID:6qOzpBIWmk
Yellow Corn - Suzuki Inazuma 1200 改(3)

その油冷エンジンのアップとポーズをキメる國川浩道選手など

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307 2019/04/29(月) 10:35:30 ID:S0LzyQC5wY
1980 Yoshimura-Suzuki GS1000R (XR69)

ご存知、'80年鈴鹿8耐の第3回大会のウイニングマシン。
駆ったのは、第1回大会でヨシムラGS1000で優勝したウェス・クーリーと世界GPを欠場して参戦のグレーム・クロスビー。
レースはエディ・ローソン/グレッグ・ハンスフォード組のカワサキZ1とデッドヒートだったが、
7時間目に逆転したヨシムラGS1000Rが、40秒差でチェッカーを真っ先に受けた。 

尚、この年のゼッケン「12」が、その後ヨシムラのエースナンバーとして 現在も引き継がれている。

↓ヨシムラ・ツーリングブレイクというイベントでのGS1000Rの音出し
https://www.youtube.com/watch?v=NaBX7vL6Hq...

ところで、8耐の第2回と4回(>>295))はホンダが優勝しているのだが、
>>305で「油冷が好き」と言っているその理由の半分くらいは
大企業「ホンダ」と対等に渡り合っていた町工場「ヨシムラ」のせい。

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308 2019/05/11(土) 17:20:14 ID:UbGURfhd2.
1978 Honda RS1000(RCB482)

'78年の鈴鹿8耐 第一回大会の出走マシン。

RCBデビュー'76年のヨーロッパ耐久選手権は8戦7勝で年間タイトルを獲得。
翌77年は9戦9勝の全勝で2連覇と「無敵艦隊」の異名を持っていた。
'78年も無敗のまま鈴鹿に乗り込み、レース自体がRCBの凱旋レース様相を呈していた。
(No.1チームはレオン/シュマラン組、No.2はウッズ/ウィリアムズ組という盤石の2台体制)

マシンは、レース用に4バルブ化したエンジンを専用のツインスパーフレームに載せた
ホンダワークスの純レーサーで、'78年も9戦8勝と 負けたのは鈴鹿8耐のみであった。

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309 2019/05/11(土) 19:15:48 ID:UbGURfhd2.
Yoshimura-Suzuki GS1000

>>307と順番が逆だが、こちらが'78年8耐 第一回大会の優勝車 ヨシムラ・スズキGS1000
ただ、当時のマシンではないようで、左上と右下の古い写真以外はヨシムラ謹製のレプリカ。

創業当初はホンダのレーサーチューニングを手掛けていた吉村だったが、
ホンダにレース専用の部署(HRCの前身)が出来ると聞き決別。
アメリカに進出した吉村はデイトナレースで前代未聞の三連覇を達成するなど
集合管+名チューナーで一躍有名に。

ベース車として使うスズキ(横内悦夫氏)とも意気投合し、次なる目標は
「ホンダに勝とう!」

第一回大会での出走が分かっていたRCB>>308を打倒したいスズキ(横内氏)の秘策は、
まだ開発中だった市販予定の秘蔵GS1000プロトタイプを吉村に託す事。

GSを見た吉村は「過剰品質だ。レースに向いてる」と2バルブのままカリカリにチューン。
そしてレーサー(Wクーリーと>>295でも優勝のMボールドウィン)に出した指示が、
壊れるものかと「スプリントレースのペースで走れ」

レースは誰もがホンダの勝利を疑わなかったが、RCBは欧州24H耐久のペースで周回を開始するも 
予想外のペースにNo.2組が焦って転倒、No.1組マシンは想定以上の負荷にエンジンが壊れしまう。

終わってみれば、普通のバイクと見た目があまり変わらないヨシムラGS1000が勝利したのである。

↓レプリカだが、GS1000の音出し
https://www.youtube.com/watch?v=2KxJlU4Kwz...

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310 2019/05/26(日) 10:59:28 ID:jBU7n5pZL6
Moriwaki Monster Z1000

吉村秀雄の弟子であり、娘むこでもある森脇 護氏が設立したモリワキエンジニアリング。
POP吉村の意見に真っ向から反対した為、勘当されての独立だったが、吉村が米国人悪徳パートナーに騙されて失敗したアメリカの事業と
その負債に対し、救いの手を差し伸べたのも森脇氏だった。

「Z1は元々ヨシムラのおやじが使ってたんですよ。それがスズキのサポートを受けるようになったんで、
それなら俺がやる、と言う事でZを使うようになったんです。
元々うちはCBの125で125クラスに参戦してたんだけど、それがZなら排気量もでかいし、
簡単にパワーが出せるってこともあってクラスを変更したんですよ」

AMAや欧州スーパーバイクタイプの本モリワキモンスターは,>>240にある様にワイン・ガードナーが'81年に駆っていたもので、
当時の写真は↓こちら
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250195.jp...
全英選手権で優勝、デイトナでも3位に入るなど好成績を収めており、チーム監督の森脇氏は
WGPチャンプに至るガードナーというダイヤモンドの原石を発掘する名手でもあった。

尚、本機はモリワキで保管をしていたものの ずっと不動車であったが、最近復活させたそうで
その音出し風景が↓こちら
https://www.youtube.com/watch?v=yyAR_qi1ge...

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311 2019/05/27(月) 18:29:50 ID:WVfW/7hj7g
Moriwaki Monster Z1000(2)

少々判りにくいが、車体にも随所で改造がある細部など。
エンジンチューンが中心のヨシムラと違い、モリワキは高度な技術を持った車体コンストラクターでもある。

(因みに、ホンダの超高額なMotoGPレプリカ RC213V-Sのフレームを生産したのはモリワキ)

森脇社長の知らない内にスタッフの手で整備され、復活したモリワキモンスターZ1000。
「病院で寝ているお爺さんみたいやったが、心臓手術受けたら ようしゃべる様になった」
「昔イギリスでガードナーが乗って、バリーシーンのスズキGP500をツッコミでぶち抜き、何でこんなに速いのかと
 驚いたケニーロバーツやらみんながZを見に、ピットに集まって来た」
「今の物と違って、Zは油圧が下がっても壊れない丈夫なエンジンやった」
「スペンサーやローソンもZで育って、世界に羽ばたいていった」
などと、Z復活を喜び、問わず語りがはずむ ↓森脇社長トークショーの様子。
https://www.youtube.com/watch?v=5e1bR5kGRc...
(ビデオの最後、こちらでは社長自ら愛おしそうにワイドオープンでレーシング)

オマケだが、モリワキで販売中の隠れた人気アイテムが↓こちら
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250196.jp...
モリワキが開発したモナカ・サイレンサーに掛けたジョーク商品『モリワキ最中』。
性能追求に手抜きのないモリワキだけに、食味でも妥協は許されないのか 美味しいと評判らしい。
(ここでも何となく、森脇護氏のお人柄が感じられるかと)

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312 2019/06/14(金) 18:54:02 ID:9/.S7cQqBI
1981 Moriwaki Monster - Kawasaki Z1000

こちらは、>>295と同じ'81年の鈴鹿8耐(第4回大会)に出場したF1レギュレーション型のモリワキモンスターZ1000。
ライダーは鈴鹿に初挑戦のワイン・ガードナーとジョン・ペイス。

モリワキは、無敵のRCB(RS1000)ですら鋼管パイプフレームだった時代に
一部のGPマシンだけが取り入れていたアルミフレームをいち早くオリジナル製作で導入。
(森脇氏の独立は、車体にあまり執心しないポップ吉村への不満も要因の一つだという)

現代ほど剛性は高くないだろうが、細めのアルミ角パイプで構成されたフレームは
他チームの鋼管のそれよりも かなり軽量だったと推測され、
実際に、マシンを駆ったガードナーは予選で前年のポールポジションタイムを3秒近く、
更にコースレコードも2秒程上回るという驚異的なタイムを叩き出してしまう。
(画像上段中央がガードナーのライディング写真)

決勝は、キック始動に手間取り大きく出遅れるも、ハイペースで首位を猛追。
やがてトップへと浮上したが、その矢先にスプーンカーブでガードナーが転倒を喫し
残念ながら60周でリタイアとなってしまった。

レースでは負けてしまったが、モリワキモンスターは先進的な設計であると共に
ビッグレースでは新人のガードナーを一躍スターダムへ押し上げ、
ホンダに呼ばれて世界GPチャンプへと昇華するきっかけを与えたマシンでもあった。

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313 2019/07/20(土) 12:39:07 ID:96rJQLRl.s
1993 Kawasaki ZXR-7

'93年(第16回大会)の鈴鹿8耐で、カワサキに悲願の初優勝をもたらした伊藤ハムレーシングカワサキのZXR-7。
(画像車は当時のスペアマシンらしい)

この年はTT-F1(市販車のエンジンケースを使い排気量変更しなければ、ほぼ何でもありの規定)の最後の大会(その後はスーパーバイク)で、
ホモロゲモデルZXR750Rのエンジンをベースとした公称最高出力は140ps以上。
フェアリングの左側に大きく口を空けたエアクリーナーボックスを加圧させるラムエアシステムを採用し、
'93年に全日本TT-F1、ルマン及びボルドール24時間耐久、デイトナ200マイルなど、
世界の主要レースを制覇したカワサキの誇る名ロードレーサー。
(同年の市販車ZXR750も、掃除機ホース改め 同様のゲンコツが入りそうなラムエア導入口を片側に装備していた)

8耐のライダーは、当時スーパーバイクで活躍中のスコット・ラッセルとアーロン・スライトで、
レースは、E・ローソン/辻本組などのホンダRVF上位勢が転倒やトラブルで離脱後、藤原/永井組のヤマハYZF750との一騎打ち状態に。
5時間経過したところでヤマハにクラッチトラブルが発生し、コンスタントに周回を重ねたカワサキZXR-7が勝利を手にしている。

今のところカワサキでは、これが最初で最後の8耐優勝となっており、
もし今年勝てば26年ぶりとなるが、はたして・・・

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314 2019/07/29(月) 19:40:54 ID:Q4JyalmlaM
1983 Harris Kawasaki Z 1000

'83年にイギリスのレースを中心に走った、ハリス製フレームに丸Zのエンジンを積んだエンデュランス・マシン。
(実際の排気量は1200ccらしい)
ワークスでもなければ、特に鈴鹿とも関連の無い欧州カワサキのレーサーなのだが・・・

「鈴鹿8耐、26年ぶりの優勝おめでとう!」

外国で行われるEWCやWSBKを見ていないせいもあるが、
レースで 久々に強いライムグリーンを拝ませてもらった。

(スポンサーの重要性は判るが、カワサキのレーサーは やはりライムグリーンが嬉しい)

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315 2019/08/24(土) 10:35:36 ID:mPT5Ntowo6
Travis Pastrana’s Suzuki GT750 Flat Tracker

ダートレースにて現役で活躍中のGT750フラットトラッカー

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316 2019/09/28(土) 17:16:48 ID:uJdinBPzJk
Travis Pastrana’s Suzuki GT750 Flat Tracker (2)

>>282と同様にフロントブレーキの無いマシンを製作したのはRSD(ローランド・サンズ・デザイン)で、
2st水冷3気筒のエンジンには、欧州で入手したTR750(>>250-251)用の部品も組み込まれているらしい。

ところで推測だが、RSDのエンブレムが付く燃料タンクは↓ヤマハRD400(or250)からの流用ではないかと。
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1417391137/70...
(XSR900のプロモーション用カスタムを依頼されるくらいの方なので、単なるダートレーサーを越えてカッコいい)

因みに、>>68のビクトリー製エンジンを搭載するヒルクライムレーサーもRSDが製作したもので、
市販車のカスタムに加え、レーサー製作やRSDが自らチームを組んで参戦するなど
北米のローカルレースにもかなり力を入れているようだ。

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317 2019/09/29(日) 19:47:19 ID:ILMpzwF3GI
1930's Indian Chout

1930年代のダートトラックレーサーで、1490ccのインディアン・チーフのVツインエンジンを
インディアン・スカウトのフレームに落とし込んだもの。
その時代にしては比較的高いパワーウエイトレシオを備えたとか。

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318 2019/12/01(日) 10:20:46 ID:0Dwc54JY9s
Honda RVF750R / RC45

RC45はスーパーバイクに参戦するVFR750R(RC30)の後継として、1994年にデビュー。
ホモロゲーションマシンとして限定販売され、日本国内500台、海外550台。

画像は'95年の鈴鹿8耐に参戦した車輛で、エンジンはHRC製NL5コンプリートエンジンとの事。
見たところメカニカルパーツ以外に、燃料タンクの形状やそこに付くエアクリーナー吸入ダクトの太さもノーマルとはだいぶ違っている。

今年 公開で開催の「鈴鹿8耐オークション」に出品された内の1台(レース使用後はガレージで保管されてきたのだそう)で、結果は不明なれど予想落札価格は300〜400万円。
(因みに>>257>>260-263]の加賀山カタナ1号機も出品され、こちらの予想価格は400〜500万)
本車はレース後に公道車として登録してあるので、再登録して公道で走りを楽しむことも可能とか。

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319 2019/12/07(土) 19:27:46 ID:qecTuYsVic
1982 Honda RS1000

>>294-295と同じく世界耐久選手権、マン島TT-F1、デイトナ200などで活躍した市販レーサーRS1000だが、
こちらは最終年式の1982年モデルで、前年型とはフレームやモノショック化されたリアサスが大きく異なる。

上のRVFと同じ「鈴鹿8耐オークション」に出品された車輌で、
車体はワークスと同じもので、エンジンはRSCキットが組み込まれているとのこと。

因みに、予想落札価格は「お宝度」の違いからか、こちらは800万〜1000万円(!)と出てた。

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320 2021/06/30(水) 09:04:55 ID:CBfPSSJUGM
Kawasaki KR1000

'81~82年と2年連続で欧州耐久選手権の1~4位のライダーランキングに加え
メーカータイトルも独占した初代グリーンモンスター。
「KR1000の敵はKR1000」という黄金時代を築き、その圧倒的な強さは ↓ タミヤ模型がプラモ化に踏み切るほどだった。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250217.jp...

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321 2021/07/02(金) 14:32:58 ID:GCnzFscRVc
Kawasaki H1RW(1)

'75年、500ccマッハIIIベースのH1R(>>280-281)を水冷化したワークスマシン H1RW

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322 2021/07/02(金) 15:07:56 ID:GCnzFscRVc
Kawasaki H1RW(2)

同じ2スト3気筒500ccで、空冷H1Rの最高出力75psに対し水冷H1RWは85psに向上していた。
(余談で主観に過ぎないが、このころのカワサキレーサーってタンクがカッコいい)

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323 2021/07/18(日) 21:12:53 ID:N8dwX0CNp.
Yoshimura Suzuki GSX1000S Katana

1978年マイク・ボールドウィンと組み>>309で8耐の第1回大会で優勝し、
AMAスーパーバイク(アメリカのローカルレース)もヨシムラで79、80年にチャンピオンを獲得したウェス・クーリーが
82年に駆ったAMAスーパーバイク仕様のカタナ。

ベースは1100SではなくAMAやTT-F1のホモロゲ取得用に販売された100cc少ない1000S(SD,SZ、生産数約3000台)で、
外観ではリアサスの取り付け位置変更やスタビ追加のスイングアーム補強などの違いが目立つ。
(ステダンの取り付けも市販デザインのイメージを損なわない様に配慮されている)

尚、この時期ヨシムラはエンジンチューニングの発熱問題(性能を上げると部品が熱量に耐え切れず、結果オイルを噴くなど)に常に悩まされ、
空冷の限界の中にあり油冷が開発されるまで我慢の連続だったらしく、またウェス・クーリーのケガなどもあって
AMAスーパーバイクなどレースでヨシムラ・カタナは満足な戦績を残す事はできなかった。

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324 2021/07/18(日) 22:06:05 ID:N8dwX0CNp.
1980 Suzuki GS1000 AMA Superbike & Wes Cooley at Vintage Motorcycle Days 2016

上と年代が逆になってしまったが、'80年のAMAスーパーバイク仕様ヨシムラGS1000と
2016年、チャンピオンマシンに久々にまたがり素敵な笑顔のウェス・クーリー氏。

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