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BSA A65 Thunderbolt Bobber by by a Tesla clay sculptor (2) 製作者のリチャード・ミッチェル氏はカリフォルニア州、サウスパサデナの粘土彫刻家との事なので、
ボバーの基本に忠実で正統派の美しいたたずまいも、なるほどなぁという感じ。
Kawasaki Estrella Bobber by 2 Loud Custom（1） 台湾のカスタムビルダー“2 Loud Custom Shop”による
エストレア（現地ではBJ250というらしい）のボバー・カスタム。
Kawasaki Estrella Bobber by 2 Loud Custom（2） 小さく綺麗な局面の燃料タンクは完全な手作りとかで、
フロントのドラムブレーキは古いＳＲからの流用だそう。
（ここまで作り込んで、リアがディスクのままなのが、ちょっと不思議）
ところで、台湾や東南アジア方面でビルダーのレベルアップが顕著になって来ているが、
こういう動きに、かの地の一般の若者も共感してくれれば、
日本に来る小排気量車のバリエーションも、昔の様に増えるかもなぁ…と思う。
（各社がＳＲの様に、空冷車を排ガス規制に対応させようとする…みたいな）
Harley-Davidson UL 1200 Flathead 1947 by Customs from Jamesville（１） サイドバルブの通称「フラットヘッド」エンジンを積む 昭和22年型ULのボバーカスタム
Harley-Davidson UL 1200 Flathead 1947 by Customs from Jamesville（２） 因みに、サイドバルブ（SV）エンジンをハーレーでは1929年から作っているが、>>219にある様に
本バイクの時代には、既にオーバーヘッドバルブ（OHV）の通称「ナックルヘッド」が存在している。
（ハーレーでSVとOHVが共存していた）
SVはOHVに比べてパワーで劣るものの、部品点数が少なく耐久力とメンテナンス性に優れていたため、
軍用も含めて、1973年まで44年の長期間で製造されて続けていた。
（なので、ヴィンテージ感全開エンジンの割に玉数があり、中古で結構出回っている）
'75 Yamaha XS650 bobber Thor's Hammer（2） ボバーとしてはコンサバティブな構成だが、その分
タンクの大きさなどバランスが良く、破たんの無いまとまりを持っているかと。
Suzuki GS400 Bobber by brass knuckle kustoms（2） 手間の掛かった塗装やシートのパターンを除けば割とオーソドックスな感じだが、
見た目の面白さを狙ったのか、インテークマニホールドの長さがとんでもない事に…。
（詳細不明だが、「kustoms」というスペルからドイツ語圏のビルダーではないかと）
“Knuckle Thumper” built by Sundance サンダンスが、所ジョージ氏のために３年余りもの開発期間を経て完成させた1台限りのスペシャル・マシン“ナックル・サンパー”。
ビューエルの単気筒↓「ブラスト」のクランクケースをベースに使用。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250101.jp...
（ブラスト「BLAST」はハーレー・スポスタのEVOエンジンの片肺だけ切り取った単気筒500cc車）
クランクホイールはスポーツスター用を改造してストロークアップ、
鋳鉄製のシリンダーとアルミ製ヘッドをワンオフ製作し
味わい深いナックルヘッド（>>219）の単気筒として製作されたという。
（ナックル・サンパーの排気量は656.7cc）
尚、シリンダーとヘッドを作るには、鋳造するために最低でもロストワックスの砂型が必要で、
設計、開発から試作及び実験、製造に至るまで、かなりの労力（＝時間と開発費用）が掛かっている事だけは容易に推測できる。
“Knuckle Thumper” built by Sundance（2） 以下は、「マルトコ板金自動車ショウ」におけるナックル・サンパーの展示説明（上と重複もあるが）
「1930年代のバイクを現代の技術で再現すると……。そんなコンセプトの元に製作されたスペシャル・マシン。
エンジンは、ビューエル・ブラスト搭載の単気筒をベースに製作されたナックルヘッド仕様。
フレームは、ハーレー・ワークスがダートトラック用として開発したC&J製のモノをベースに大幅にモディファイ。
最新のレーシングフレームに、今のレースシーンでは使われることがなくなった、スプリンガーフォーク、
ドラムブレーキ、ワイヤーホイール、ナックルヘッドといった旧式のパーツを最新の技術で作り直して装着し、
現代的な乗り味を再現するという、とても難解なテーマがついに具現化されたのである。
サンダンスの技術とセンスが惜しみなく注ぎ込まれ、徹底的にコダワリ抜いて製作された珠玉のディテールにご注目頂きたい。」
因みに、フロントはスプリンガーフォークなのに油圧ダンパー付きで、
リアはレーシングショック＆高精度でも知られるペンスキー製サスペンションをおごっている。
そんな感じで、サンダンスの狙いや意気込みから「これはボバーとは違うかな？」とも思ったが、
ボバーの原点が↓1920〜30年代のレーサーだった事から考えると、あながち間違ってないかなと思ったりも。
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1475469451/29...
いずれにしても、こんな手の込んだ逸品を気軽に注文できる所ジョージ氏の器の大きさには、驚くばかり。
“Wild Olive” built by Sundance 上と同じサンダンスの作品“ワイルド・オリーブ”で、上より前 1997年の製作と思われ。
「1920年代にドラッグレーサーがあったら、という
ZAK 柴崎の If を具現化したコンセプトモデルがこのワイルドオリーブです。
斬新かつクラシカルな独自のスタイルが、
現在活躍する欧州の多くのビルダーたちに影響を与えた存在となっています。」
因みに、ZAK 柴崎とは、(株)サンダンスエンタープライズ 代表取締役 柴崎“ZAK”武彦 氏の事。
“Wild Olive” built by Sundance（2） 上に記したサンダンスの説明が全てで、詳細は判らないのだが、
1920年代と言ってるし、見たところハーレーのナックルヘッド・エンジンを搭載している。
でも、ナックルヘッド（つーかハーレー全般）は>>219の様に2つのシリンダーで吸排気の向きが前後逆のはずなので、
サンダンスオリジナルのスーパーXRエンジンをベースにナックルヘッド化した物かも…
（単に古いエンジンを載せただけではなく、見た雰囲気以上に手間が掛っていそう）
いずれにしても、製作された1997年は ボバーが業界で認知される前だし、
「斬新かつクラシカルな独自のスタイル」というのは、確かにそうだったんだろうと思う。
（今見てもカッコいいし）
Harley Davidson FLH 1200 Bobber by Shiny Hammer（2） フェンダーとの隙間が小さいので、あまりストロークしないとは思うが
水平に置かれたリアサスのレイアウトがユニーク。
Yamaha-DKW Russian Bobber 非常に珍しいと思うヤマハ・ディバージョン400のボバーで、
車体はソ連製DKWとも言える2ストの↓IZH350から流用との事。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250202.jp...
ディバージョンのダウンドラフト・キャブレターは、並列４気筒の空冷エンジンで唯一と思われるが、
その特徴を生かしたエアファンネル廻りの処理がかなりユニーク。
個人製作らしいが、燃料タンクに穴を開けつつ密閉する加工が非常に難しいかと思われ。
（ファンネルをタンクに溶接ではエンジンと組めない気がするし…）
“Excalibur” built by Sundance サンダンス2003年の作品と思われ、名前のエクスカリバーとは「王の魔法の剣」の意味らしい。
「サンダンスが提唱するTraditional&Tastyを体現する究極の一台。
ソフテイルをベースにレトロとテクノロジーが渾然一体となった20年代風の外装で固め、
スーパーナックルを搭載した自信作。」・・・との事。
因みに“ スーパーナックル ”とは、1993年にロッカーカバーなど
サンダンスがオリジナルに開発したナックルヘッド・エンジンの事。
Honda GL100 Bobber by Darizt Design 輸出用GL100のミニ・ボバーで、たぶん↓これと同系のエンジン。
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1484819511/24...
インドネシアのビルダー作品なのだが、
ほとんど昔の自転車みたいな成りが、かえってスタイリッシュかなと。
1960 Harley-Davidson Super 10 by Jackson Burrows 第二次大戦後にしばらく作られていた↓2スト単気筒のハーレーをベースにしたボバー
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1466574427/18...
このエンジンは、敗戦により強制ライセンスフリーさせられたドイツのDKWからコピーした125ccで、
この2ストシリーズを総じてH-D 「Hummer（ハマー）」と呼ぶ。
ところで、勝手に「祝：訪問者数５万人超え」。レス数比で較べるとかなり高い値だったりする。
Bastarda Senza Gloria by Inglorious Basterd Cycles 米国のカスタムコンテストで賞を取ったらしいハーレーのボバー。
エンジンは'48年のパンヘッドに'79年のショベルヘッドのパーツを加え構成したもので、
燃料タンクはドイツDKWの物を流用しているとか。
尚、写真が小さくなってしまったが、クロームメッキや革、そして少しヤレたRat(ラット)な表面など
いろいろな質感が混ざり合いながらも調和している細部が素晴らしかったりする。
陸王RT 1957 by A.A.R. もったいない気もするが、非常にカッコいい陸王のボバー。
石川県金沢市にあるA.A.R.が製作し、代表宮崎氏の愛車でもあるとか。
>>200がよく行くらしい千里浜海岸で開催される『千里浜サンドフラッツ』用に組み上げられた一台だそう。
おそらく↓この辺の古〜いレーサーをイメージして製作されたのかと思われ。
http://bbs45.meiwasuisan.com/bike/1475469451/31...
1973 Honda CB350F board tracker by by Smith Brother’s 非常に珍しいCB350フォアの米アイオワ製ボバー（っていうかボードトラッカー）
因みにボードトラッカーとは、1910〜20年代に米国で人気のあったボードトラックレースの車輛で、
レースは、木製の板（ボード）で構成された表面を持つ円形または楕円形のコース（トラック）で行われていた。
1969 Triumph Drag Racer オークションに出品されていたトライアンフのちょっと古いドラッグレーサー。
（ボンネビルＴ120のパラツインエンジンを使ってるらしい）
当然ボバーとは言えないのだろうが、低くて長い車体でキャスターアングルも寝てるし
見た目の気分（雰囲気）は近いんじゃなかろうかという事で、UPしちゃおうっと。
Harley-Davidson WLC Flathead Bobber 「リベレーター」がニックネームだった第二次大戦期の軍用ハーレー ↓ WLがベース。
http://bbs63.meiwasuisan.com/arms/1444488440/110...
>>248-249と同じサイドバルブ（＝フラットヘッド）の740ccで、本車はカナダ軍向けWLC（C＝カナダ）の1943年製エンジン。
英国に住むクロアチア人が製作したとの事で、ヴィンテージハーレーのボバーには珍しいFディスクブレーキを装備するが、
クラシックなイメージを損なわない様にキャリパーの取り付け方を工夫するなど、各所に繊細な注意（＝美意識）が配られている。
（2464）
Yamaha ドラッグスター 250 Twitterにて「鰐 @WANI__CAFERACER」氏のツイートから拝借
「可能性の話。あくまで可能性の話なんですけどね？
これ僕のドラッグスター250なんですけど、もしかして世界一かっこいいんじゃないですかね？？？？」
と、自画自賛。
撮影もかなりの巧者だし、個人的には、世界一とまでは言わないが、相当カッコいいと思います。
（画像は4K近くあるので、原寸の画像表示にて細部もご堪能されたし）
（3340）
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