
1981 Moriwaki Monster - Kawasaki Z1000
こちらは、
>>295と同じ'81年の鈴鹿8耐(第4回大会)に出場したF1レギュレーション型のモリワキモンスターZ1000。
ライダーは鈴鹿に初挑戦のワイン・ガードナーとジョン・ペイス。
モリワキは、無敵のRCB(RS1000)ですら鋼管パイプフレームだった時代に
一部のGPマシンだけが取り入れていたアルミフレームをいち早くオリジナル製作で導入。
(森脇氏の独立は、車体にあまり執心しないポップ吉村への不満も要因の一つだという)
現代ほど剛性は高くないだろうが、細めのアルミ角パイプで構成されたフレームは
他チームの鋼管のそれよりも かなり軽量だったと推測され、
実際に、マシンを駆ったガードナーは予選で前年のポールポジションタイムを3秒近く、
更にコースレコードも2秒程上回るという驚異的なタイムを叩き出してしまう。
(画像上段中央がガードナーのライディング写真)
決勝は、キック始動に手間取り大きく出遅れるも、ハイペースで首位を猛追。
やがてトップへと浮上したが、その矢先にスプーンカーブでガードナーが転倒を喫し
残念ながら60周でリタイアとなってしまった。
レースでは負けてしまったが、モリワキモンスターは先進的な設計であると共に
ビッグレースでは新人のガードナーを一躍スターダムへ押し上げ、
ホンダに呼ばれて世界GPチャンプへと昇華するきっかけを与えたマシンでもあった。
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