ちょっと異質なトラの3気筒を除き、大排気の 
 3気筒の正体は「4気筒の間引き廉価製品」ですよ   
 GX750の兄貴のヤマハの輸出SX1100を視てと気付くと思うが 
 国内向けには一発減らせば当時国内上限だった750版に丁度良く 
 新たな開発費も要らず、当時の駆動用チェーンの強度水準では 
 活かし切れない1100の大パワー対策のシャフト駆動まで兼用し 
 開発コストを抑えまくった「兄貴のおさがり」だったのです   
 K750はもっと露骨ですね   
 だがメーカーにすれば安物イメージ払拭の煙幕に 
 やれ「120度クランクはスムーズ」などと謳うのですが 
 じゃあ御社上位の4気筒はダメなの?って矛盾が生じるが 
 半端なメカ好きはそれを妙に盲信してしまっただけです   
 ただ間引きでなく「多気筒のノックダウン」は上で書いた 
 ように開発費負担が少なく済む利点を生かした好例が在って 
 レースで高実績V8・3000cc(コスワース)の二気筒分750ccで 
 バイクエンジンを組み二気筒限定のレースで当時むちゃくちゃ 
 速かったドカと必死に戦っていた頃はさすが英国人は頭良いです    
https://lrnc.cc/_ct/1714127...    ただ現代は設計とシミュレーションが電脳で完全に完結でき 
 その試作も機械に机上データを直に送れ一晩でエンジン部品が削り出せ 
 それで想定値がほぼほぼ実測できてしまう時代なので今更廉価目的で 
 既存4気筒から一発抜いたような安易な「間引きエンジン」を製品化する 
 理由が無いのでGX750やK750は時代のあの生んだ仇花って事が言えます
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