![](//bbs45.meiwasuisan.com/bike/img2/15863464610142.jpg)
ホンダ・ドリーム CL450
CB450
>>126とエンジンなど基本が同じスクランブラー車
CBとの違いは細身で短い燃料タンクや車体左に並ぶアップマフラー、アンダーガード等
また、CBは
>>135ナナハンと同調し70年にディスクブレーキ車が加わったが、CLは74年最後のK6までドラムのまま
これは、当時のローターに穴がないディスクでは オフロード環境での信頼性に難があった事から
画像は'70年のK4。K3まで黒のアッパーフォークカバーとヘッドライトボディを基本色(青、赤、橙)に変更
ところで、この450ツインはCB/CL77(305ツイン
>>41)以上のホンダで初の大型エンジン
当時のBSAやトラ
>>36など650ツイン英国車への対抗で開発したもので
ホンダの技術をもってすれば450で十分との判断から
(結果は、回せば速いホンダよりトルキーな650達が支持され、CB450は敗北。その反省はCBナナハンへのステップに)
性能に自信の本450は日本車で初のDOHCだが、バルブプリングが非常にユニーク
ドゥカ以外は通常コイルスばねとする所にトーションバーばねを採用
トーションバーとはまっすぐな金属棒をひねった時に元に戻る反力を用いた物で
車ではFF車のリアサスに多く採用されるも、小さなバルブ用としては異例
当時コイルばねの性能や品質安定性に難があった為の奇策で、これは同時期ドゥカのデスモ機構の開発理由にも通じる
(バルブを上げるアームが存在する様子がデスモのそれにちょい近似)
ともあれ、ホンダらしいアイデアがつまった希少なエンジンとなっている
返信する