ただ単にメーカーに販売網を支える体力が無くなったので数が売れる規模の店以外は切り捨てるという話。 
 こんなのは既に20年前から始まってた。 
 昔は個人経営の小さなウイング店とかYSPとかいっぱいあったでしょ。 
 昔はメーカーはそういう小さな店にも営業マンが巡回して細々な部品もネジ一本から翌日に専門の運送会社に届けさせてた。 
 売れに売れてた時代はとにかく販売店は多い方がいいし看板代に見合ったサポート体制を敷いてた。 
 で、20ぐらい前のレプリカを中心としたバイクブームが去ってネイキッドや国産アメリカンが流行ってた頃かな。 
 まだまだバイクは売れてたけど、今後は国内バイク業界は縮小に向かうという話がチラホラと出始めた。 
 そしたら先陣を切ってトップメーカーのホンダが小規模のウイング店に400cc以上のバイクを卸さなくなり、部品の販売も止めた。 
 それに部品の配送も専属の会社を止めて外の運送会社に委託したな。 
 その頃、大手のホンダの販売店に勤務してた俺はメーカー主催した大手販売店だけを集めたの説明会でハッキリと今後は小さな店は潰して大型店に集約していくと聞いたよ。 
 要するに今後はバイクは売れなくなる予想だから小さな店まで面倒見る余裕はありません、早々に切り捨てますよという事。 
 レプリカブームは終焉したとはいえ、まだまだバイク熱が残っている時期に早々にホンダがこんな方針で動いた事にショックを受けたよ。
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