>>84  スペンサー全盛期は膝当てから煙が出てた   
 つまり意図的に膝を路面に擦(なす)って前後輪+膝の 
 三支点でコーナーをパワースライドさせてたんだよ   
 対するケニーはあくまで遠心力とタイヤグリップの絶妙な 
 バランスをケツに感じながら超人的な感覚力で御していた   
 その争いの構図は現代もマルケスとロッシに引き継がれていて 
 先日のアルゼンGPではタイヤに無理させない「綺麗乗り」の 
 ロッシが「抉(こじ)りたいマルケス」を制したのが興味深い   
 スッパ〜ンと倒して身体で支えるので自由自在にクイクイ 
 曲がる魔法の万能感に満たされ疑い無かったマルケスにすれば 
 大きな弧を描きながら曲がるロッシの「正当な速さ」にパニックを起こした   
 しかもロッシはマルケスに無い「必殺!高速切り替えし」を持っていて 
 パニくり我を忘れたマルケスは、それを重々知ってたいたが焦り自滅してしまった   
 戦う上で武器は多い方が、そしてそれを適切に選択し動作できる奴が勝つ 
 「他より余計に、安定して倒せる」は単に武器の一つに過ぎません
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