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淡々とレーサーのみを貼り続けるスレ 市販車は駄目よ


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001 2016/10/03(月) 13:37:31 ID:/pANEbyHqs
レーサーは良い、、機能美に心が洗われる

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333 2022/05/15(日) 23:54:51 ID:Gmh7vkMwi2
Matchless G45 Racer(1955年型 マチレス G45 レーシングバイク)

>>246のG50(500cc/単気筒)が1958年に出現するまで、数少ない2気筒のレーシング・マシンとして活躍。
AJS 7R(>>212)の車体をベースにマチレスG9ロードスターの498cc並列ツインをフル・チューンして搭載。
(最高出力54馬力+α、最高速は210km/hを越えたという)
1951年のマンクス・グランプリで初登場、4位入賞を果たし、以降の6年間で80台製造されたとか。

なお画像車は、南アフリカのレーサー、ボッロ・ベッペ・カステラーニが所有・参戦していた個体で、
2019年のオークションに賭けられていたという代物。

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334 2022/05/17(火) 09:08:27 ID:V0Tni/OLBM
Borg FZ

>>292-293>>304-306と同じテイスト・オブ・ツクバ(TOT)に出走する三重県津市のボーグ カスタム モーターサイクル製マシン。
FZ750改に見えるが、それは外装パーツだけで、オリジナルフレームに2007年式YZF-R1のエンジンが搭載されている。

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335 2022/06/12(日) 21:00:34 ID:SwbSDQjk1Y
Borg FZ(その2)

こちらは上のストリップ状態。
特徴的なマフラーレイアウトは、機能的にメリットは感じられないので、
>>293加賀山選手のカタナと同様に、TOTならではのファンサービスの面が大きいのではないかと。
それでも、2010年のTOTでは、完走した4レースではすべて予選トップ&優勝という完全勝利をはたし
2013年秋の大会で記録した、58秒209というコースレコードは、長らく破られることがなかったという。

ところで画像を観察すると、エンジンの上でダウンドラフトキャブの横にある斜めのクロスチューブが途中で切れているが、
少し前に拾ったボーグFZの画像は ↓ こちらで、その部分はつながっていた。
http://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250316.jp...
新しくエンジンを載せ替えた際に干渉した為、やむなく切断したのかもなぁ・・・と。
(画像は5Kサイズあるので、それも確認できるかと)

(55885)

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336 2022/06/25(土) 15:24:45 ID:c6XI5BX1uA
Honda GL1000 Endurance Recer(1)

1974年登場のGL1000は、世界初の4気筒,水冷,水平対向エンジン1000ccに加え、ホンダ初のシャフトドライブ採用車。
エンジン長を抑える為、ミッションをクランクシャフトの下に配置、また低重心化を図って燃料タンクを座席下にレイアウトするなど
大人しい外観とは裏腹に革新的なバイクだった。(通常の燃料タンクの位置には エアクリーナーや冷却水リザーブタンク、電装系、小物入れがある)

そして、その革新性に目を付けたフランス人のピエール・ドンク教授が設計したのが、このエンデュランス・レーサー。
(ピエール・ドンク氏は>>46,>>187,>>256ゴディエ&ジュヌーの活躍にも貢献している)
1976年に完成し、スイスホンダのチームで参戦。
エンジンは標準のままながらも、ボルドール24Hでリタイヤの後は、リエージュ24Hで5位、スパ24Hでは4位に入賞している。

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337 2022/06/25(土) 15:32:59 ID:c6XI5BX1uA
Honda GL1000 Endurance Recer(2)

本レーサーはTT-F1規定で製作されており、それは現代のSBKとは違って、基本的にエンジン以外は変更OKという比較的自由度の高い規定。
(ヨシムラGS1000R>>307、モリワキモンスターZ1000>>312 も同規定)
替えられた特製のフレームは、クロームモリブデン鋼管の当時最新とも言えるツインチューブ系の構成で、
通常のマルチエンジンでは難しい三角形(トラス)に組んだ強固なダウンチューブにも剛性を分担させるという設計。
(上下に幅の広いワイドフレームの中でシリンダーが顔を出しているという感じ)
シャーシ全体の重量はわずか12kgで、特異な形のアルミ製タンクは 耐久レース用に容量を増やしながらもスリムな形状とし
元のGL1000と同様に重心を下げる狙い。

またリアサスは、ヤマハ(0W23やTZ750>>19)が直押しのモノショック、スズキ(XR14>>213)がツインショックだった時代に
リンク式のモノショックをいち早く導入する革新性も持っていた。

(56208)

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338 2022/07/29(金) 09:46:46 ID:CLEsURyydc
'84 Suzuki XR45 TG 500

>>331-332の続きで、バリーシーン84年のマシン。
XR45はシーンが操った最後のマシンとして知られ、おそらく市販車RG400/500ガンマの元になったマシンでもあろう。

(57292)

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339 2022/08/08(月) 08:39:50 ID:mmXgXhV2yc
モトグッチ 500/4 GP(Moto Guzzi supercharged OHV 500cc four:その1)

戦前1931年モトグッチのGP500レーサー。
ツインカムOHVの4気筒で、戦前まで認められていたスーパーチャージャーを搭載。
ホリゾンタル(水平)シリンダーの上にあるキャブは1つで、最高出力は45hp/8000rpm、車重165kg

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340 2022/08/08(月) 08:44:41 ID:mmXgXhV2yc
モトグッチ 500/4 GP(Moto Guzzi supercharged OHV 500cc four:その2)

過給機付きの45馬力が当時としてはハイパワー過ぎて、フレーム剛性やブレーキ性能が追い付かず、
1931年のモンツァのレースに出場したものの、製造した3台すべてが完走できず、その1回だけで終わったマシンだという。
だが、この教訓が後のモトグッチ・ロードレーサーに生かされていったとか。

ところで、OHVなのでプッシュロッドで吸排バルブを駆動させているかと思うが、
そのバルブ用と思われるシリンダーヘッドに見えるスプリングのゴチャゴチャ感が半端ない。

また、英文の解説には冷却方式の記述が無いのだが、ラジエーターらしき熱交換器やそれと連結するメッシュチューブ、
その末端にポンプらしき物体がある事から、水冷に近い構造なのかなと。
戦前の昭和5年にOHVの水冷に加え過給機の搭載など考えられない日本からすれば、かなり先進技術的なエンジンである。

(戦時中の日本の液冷エンジン戦闘機は低い生産技術のため、故障が多く稼働率が低くて使い物にならなかったし、
高高度で飛来するB29を迎撃するのに必要な高性能過給機の製造も終戦までに間に合わなかった)

因みに、過給機付きGPレーサーは戦前までで、戦後は燃料事情の悪化もあって、
スーパーチャージャーの搭載が認められないかたちでレース興行が再スタートしている。

(57614)

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341 2023/11/06(月) 11:05:26 ID:3fFduQ4Ayk
スズキ GS1000R(XR41:鈴鹿8耐 第6回優勝マシン)

ヨシムラがチューンした市販車GS1000の空冷2バルブ4気筒を角パイプのアルミフレームに搭載したワークスマシン。
スズキフランスの耐久チームが走らせボルドール24時間を制し、鈴鹿8耐の第6回大会にも世界耐久組として参戦。
この年のヨシムラはGSX1000の4バルブで挑むもトラブルで後退。エンジンは旧態だがフレームは先進の本GS1000Rが優勝。
(その年1983年の世界耐久選手権のチャンピオンにもなる)
そしてアルミフレームなど85年に市販される初代GSX-R750(油冷)の原型となった。

(65745)

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342 2023/11/12(日) 20:12:51 ID:/DaTIa3BbU
1972 Yoshimura Krause Honda CB750 Racer(ヨシムラ・クラウスホンダ CB750レーサー)

ヨシムラがスズキと組む以前、アメリカ・ペンシルベニアにあるクラウスホンダに依頼されチューンしたCB750フォアのレーサー。
デイトナ200マイルのデビュー1年目は、カムチューン切れでリタイアするも圧倒的な速さを見せつけ
翌72年には、ヨシムラ集合管を模造したマシンが大挙して集結。
結局ヨシムラ・クラウスCB750はトップを周回中にオイルタンクにクラックが入りまたもやリタイアしてしまったが、
「POP吉村」の名を世界に轟かすには十分な活躍だった。

(65833)

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343 2023/12/17(日) 15:48:34 ID:Jug0qL2gOA
エグリ・カワサキ 1000(EGLI Kawasaki Z1 ①)

'72年発売のZ1をベースにした'74年の耐久レーサー。
ヨシムラのチューニングキットを組み込み998㏄としたZ1(900スーパーフォア)のエンジンをエグリレーシングのシャーシに搭載。
ゴディエ&ジュヌーのライダーコンビでプライベートチームながら、バルセロナ24時間やボルドール24時間耐久レースなどで優勝。
1974年度の総合チャンピオンとなり、カワサキに世界耐久で初の栄光をもたらした。

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344 2023/12/17(日) 15:51:20 ID:Jug0qL2gOA
エグリ・カワサキ 1000(EGLI Kawasaki Z1 ②)

本機'74年のレース風景
黄色のメットがジョルジュ・ゴディエで、白がアラン・ジュヌー。
2人は後に1135R(>>256)を筆頭にカワサキ製バイクをカスタム化して製造販売する。
尚、右上のライムグリーン車は翌シーズン(75年)の新しいフレームのマシン>>187で、耐久連覇を達成している。

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345 2023/12/17(日) 15:55:33 ID:Jug0qL2gOA
エグリ・カワサキ 1000(EGLI Kawasaki Z1 ③)

「The Legend of Road - 伝説の川崎」というFacebookで高解像度の画像が大量にあったので連続UP
(スタジオ撮影じゃない画像はその他のネットから調達)
マシンが黄色いのは、プライベートチームの資金調達を援助してくれたミシュランへ敬意を示す為に塗られたという。

キャブレターはケーヒンの31mm強制開閉式を4連装。5段のオイルクーラーも装備。
ホイールは前後18インチ、フロントキャリパーはAPロッキード。リヤサスペンションはマルゾッキを採用。
当時のレーサーらしい、タンクの上に寝そべるような独特なポジションとなっている

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346 2023/12/17(日) 16:08:21 ID:Jug0qL2gOA
エグリ・カワサキ 1000(EGLI Kawasaki Z1 ④)

このゴディエ/ジュヌーの連覇がきっかけで、欧州におけるカワサキの認知度がUP
「欧州の販売促進にはレース勝利が重要」と、カワサキは世界耐久選手権にワークスで長期的に取り組むことになった。

尚、裸状態の画像が見つからず、断言できないが、↓ フレームはこんな感じかと
https://bbs77.meiwasuisan.com/img/thought/13739629250356.jp...
'76年頃のエグリ・カワサキZ2で、極太のメインチューブ(タンクレール)を持つフレームがエグリの特徴だった。

因みに、'74・75のエグリ・カワサキに続いたのが、'76年「無敵艦隊」と呼ばれた>>308ホンダRCB1000('77・78も)。
本田宗一郎が建設した鈴鹿サーキットで'78年に鈴鹿8耐を仕掛けるなど、ホンダもこの頃からワークスで世界耐久に取り組む様になっている。

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